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2005/11/12

平等 ってなにさ。

うちで取っている新聞に、少子化の特集記事があったの。
何回か連載になっていて、毎日興味深く読んでおりました。

その中で、「専業主婦から見た保育所」 みたいな内容があって、
それってどーなの? と思ったので、書き留めておきます。

その記事で紹介されていた専業主婦の意見として、
「専業主婦だから保育園のサービスを受けられないのは、不平等だ。入所基準を変更すべき」(要約)
といったことがあったのです。
要するに、仕事を持つ母親は 約70万円のサービスを受け取っているわけ(札幌市)。
専業主婦だから という理由で、申し込みが出来なかったり 待機させられるのは、不平等なので 保育所の入所基準を変更するべきだ というもの。

保育所というところは、厚生労働省が管轄する「児童福祉施設」なんです。
だから、一応入所するには理由が必要なわけで、それは「保育に欠けている」 ということ。
専業主婦であっても、病気をしていたり 介護をしていたりと、子どもを保育できなければ、保育所を利用することが出来ます。

一体、「平等」「公平」ってなんだろう?
みんなが 全く同じサービスを 同じ量受け取ることが出来る社会は、果たして「平等」なのだろうか。

社会には色んな人がいる。
たくさんお金を持っている人・全くお金がない人・仕事をしてお金を稼いでいる人・失業している人・健康な人・病気をしている人・年を取っている人・生まれたばかりの人・・・
この人たちに 全く同じニーズがあるだろうか。
みんなが同じサービスを 同じ量必要だろうか。

必要のないところを減らし、必要なところに充てる。
持っているところから取り、持たざるところに充てる。
これが社会的な平等ではないのかな?

この記事の場合を考えてみる。
焦点を当てるべきなのは、保育所以外に利用できる公的なサービスの量に疑問を投げかけるべきであって、保育所の入所要件自体に文句を言うのは如何なものか ということなのよね。
待機児童がわんさかいて、仕事をしていても 平気で待機・・・という現状がある中、「専業主婦であっても保育園を利用出来るようにすべき!」 という意見は現実的でない。
それよりも、認可保育園の一時保育の利用枠をきっちり確保するとか、民間サービスに補助金を出すだとか、そういう「棲み分け」 は必要なのではないかな・・・と思うんだけど。

この記事には、ちょっと辛辣な意見も紹介されていて、
「配偶者控除などを受けていながら、不平等だというのなら、きちんと税金を払うべきだ」 と・・・。
まぁ、これも一理あるような気がするけど(笑)、彼女らの言いたいことはそういうことじゃないと思うんだよね。

彼女らは、「保育所を利用したい」 のではなく、国が掲げる「少子化対策」 と、自分の置かれている「子育ての現実」 に、大きな不満とギャップを抱えているだけではないのだろうか。
頑張っていても、誰にも褒めてもらえず 助けてももらえず。
子どもの成長と、配偶者控除などという 目に見えない恩恵しか受けられていないのではないのかな。

オンナコドモトシヨリショウガイシャ・・・
弱い者ばかりが 馬鹿を見る社会にだけは、なって欲しくないな と切に願っています。

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